2021/06/02

【大学生】ビジネスデザイン学科 テイシンイさん(マレーシア)


テイシンイさん
(ビジネスデザイン学科)

国際交流センターでは、外国人留学生の体験談をご紹介しています。
今回は、ビジネスデザイン学科のテイシンイさんさんです!
テイシンイさんは、2016年4月から昭和女子大学で4年間学ばれました。

日本に留学しようと思ったきっかけと、留学先として昭和女子大学を選んだ理由を教えてください。

私は高校生時代の頃から日本語に興味を持ち、語学を勉強し始めました。当時はただの趣味として週一の語学学校に通い、本格的に日本語の勉強に取り組んでいなかったのです。けれども、語学学校で日本語をぺらぺらに話せる先輩の姿を見たり、マレーシアで開催される日本語スピーチコンテストに参加したりする機会があり、それらの機会を通じて、「日本語を話せるようになりたい」という気持ちが強くなりました。そして、高校卒業する直前までに、今後の進路はなかなか決められず、家族と相談した結果、大学もしくは専門学校に進学する前に、まずは日本で一年間の語学留学をすることを決めました。

「とりあえず、色々経験しよう」という軽い気持ちで留学しにきたので、当時の私は日本の大学へ進学することは全く考えませんでした。しかし、日本語学校に入学する初日から、周りに同じ時期に来日したのに、すでに今後の進学の道、目指している大学を決めた方ばかりの友人たちに出会い、非常に大きな刺激を受けました。その頃から、日本で進学することを考え始めました。

数ある大学の中から昭和女子大学に選んだ理由は二つあります。それは、留学生として自分の力や可能性を大きく発揮できること、大学で出会った方々は教育熱心だと実感したからです。私は実際に昭和女子大学に入学する前に、留学生を対象としているブリッジプログラムに参加しました。そこで、日本語学校に通いながら、大学の英語コミュニケーション学科の一科目を履修していました。

科目履修生として、週一の授業に出席する他、留学生と日本人学生の交流会に参加したり、各学科の教授の方に今後の進学の相談をしたり、他学科の授業にゲストとして参加したり、母国の教育システムについて他大学生と話し会いをしたり、様々な活動や人に出会う機会が多くありました。それらの活動によって、昭和女子大学の留学生に対するサポートの手厚さや教員と学生の距離の近さを実感して魅力を感じました。

日本に来る前にどのような準備をしましたか?

当時は短期留学をする予定だったため、事前準備のことに関して深く考えていませんでした。自分の日本語力を知るため、日本語能力試験(JLPT)N4を受験したり、会話を出来るようにするため、単語帳を買って勉強するぐらいでした。

そして、海外で暮らして留学するのは初めてだったので、生活用品など持っていくべきものや緊急時にすぐに母国から現地に仕送金を出来る方法について確認したりをしました。

今から考えると、事前にやっておいたほうがいいことと言えば、日本の進学制度や準備すべきことを少しでも考え、それに関して基礎的な知識を持っておくことだと思います。前述の通り、私は当時、「新しい人生の経験を得る」という軽い気持ちで留学しに来たので、何も知らない状態で日本に来ました。もし大学に進学することを初めから考えていれば、日本語留学試験(JLPT)や日本留学試験(EJU)などの試験対策も始めることができ、更に準備の時間と余裕ができたかもしれません。

実際に昭和女子大学に留学してみて、どんなところが魅力だと感じますか?
大学の雰囲気や東京での生活について感想を聞かせてください。大学の中でおすすめのスポットがあれば教えてください。

昭和女子大学の魅力は多くありますが、その中に一番魅力的なのは「人」だと思います。まずは留学生として、何か生活上もしくは学業のことに関して困っている時に、国際交流センターの方は必ず一緒に解決してくれる、とてもアットホームな環境です。それは、特定の職員が優しいから助けを得られるのではなく、勝手な思いですが、留学生のことを全力サポートする姿勢はこの大学のカルチャーとして定着しているからだと感じています。そのため、担当者が変わったりすることはありますが、得られるサポートの強さは変わらないものだと思います。また、困っている時にサポートを提供するだけではなく、常に私たち留学生の現状を把握していて、奨学金の情報や留学生の就職情報など、学業外に関わる重要な情報も連絡してくれます。それ以外に、教授との距離も近く、授業内容やその他のことに関して相談が必要な時に、いつでも先生に相談することができます。しかし、残念なことに、昭和女子大学は他大学より厳しいと思っている学生もいるそうです。

ビジネスコンテストHult Prizeの学内大会

日本語の勉強や大学の授業について、予習復習の勉強方法など工夫していることを教えてください。

日本語の勉強の工夫について、なるべく日本語を話せる環境を作ること、もしくはそのような環境に入ることです。まず、私が所属しているビジネスデザイン学科では、留学生の数が非常に少ないです。私の学年では、留学生一人のみでした。そのため、日本語で話さざるを得なくなりました。また、学科で日本人学生や先生達と交流するだけではなく、入学して最初の2年間は積極的に大学の国際交流センターが開催する日本人と留学生の交流活動に参加しました。そこで、他学科の学生にも出会うことができ、日本語を話すチャンスも増え、それだけではなく、日本の社会や日本人の考え方などについて、授業では学べないことを習得することができます。

そして、授業で日本語の課題やレポート作成する必要があるため、1、2年生の頃から日本語のアカデミック・ライティングの授業を必ず履修するようにしました。そして、常に先生の添削のコメントをよく読み、頻繁に起きる文法などの間違いを見つけ、それらの間違いを意識しながら文章を書く工夫をしました。ある日本語授業の先生によく言われることですが、自分の文章を自ら改善する能力はとても大事です。

大学の授業について、幾つか工夫をしました。第一に、1年生の頃からずっとやっていることですが、授業後、特に初めて受ける授業の後は、必ず先生に質問をするようにします。質問するため、授業中は集中し、その内容についてよく考えなければ、なかなか質問をすることはできません。また、一回目の授業で先生に話すことによって、今後は授業内容などに関して不明点がある時に、遠慮なく先生に質問をしやすくなります(既に先生に質問した経験があるから)。それ以外に、いつも先生のメールアドレス、研究室等の情報を把握し、質問する時の連絡手段を常に把握することは重要だと思います。

第二に、授業後、試験前の復習は大事ですが、それよりも授業前の事前予習と授業中に集中することは効果的だと思います。大学の講義では、新しい概念、考え方を学ぶことが多く、事前にそれらの内容に関する基礎知識を把握しないと、授業中で先生の説明を理解することは難しいと思います。特に、専門科目の授業では、専用名詞を日本語で勉強することが多く、留学生にとって理解しにくいこともよくあります。そのため、次回の授業で勉強する内容を把握し、簡単な事前予習を行うことは重要だと思います。

また、予習や復習などの勉強だけではなく、無断の欠席をせずに、高い出席率を確保することも重要だと思います。授業をきちんと出席することで留学生活を充実させることができる上、奨学金を申請する時にも成績と出席率は重要視されます。私たちの大学では留学生向けの奨学金の制度がかなり充実しており、良い成績と出席率を持っているならば、それらの制度を活用することができます。学内のものだけではなく、国際交流センターから常に学外の留学生奨学金の情報をいただいているので、留学している間に奨学金を申し込む機会が多くあります。私はこの4年間で、幸いなことで学内外の奨学金をいただく機会があり、学内では成績優秀者奨学金、学外では長谷川留学生奨学金と長坂国際奨学金という二つの奨学金の奨学生になることができました。奨学金をいただけることによって、留学生活の生活費が確保されることができただけではなく、それをきっかけに日本に留学している優秀な学生と出会うこともできます。

放課後や休日はどんなことをして過ごしていますか?学校での友達作りや、交流イベントについても聞かせてください。

大学では、常に様々なイベントや講座が開催されているため、この4年間の放課後や休日は大学で過ごすことが多くありました。国際交流センターが主催する留学生の交流イベントに参加したり、学科が主催するシンポジウムや講座に参加したり、またはプロジェクトのため、休日でも大学でメンバーと一緒に打ち合わせを行ったりしました。それらの活動に参加することによって、他学科や他の留学生と出会い、新しい友達を作り、または同じ学科の友達と一緒に学科イベントに参加することによって、さらに友情を深めることができます。学科の中で中国語に興味を持っている友達も何人がいるため、放課後の時間を活かして友達に中国語を教えることなどもしました。

それ以外に、時々友達と一緒に東京で観光したり、カフェやレストランを巡ったり、お互いの家を訪問したりすることもよくしました。

東京生活:大学の友達と一緒に料理教室に通う

先生や職員のサポートは充分にありますか?

昭和女子大学の先生や職員の方は教育に対して大変熱心であり、大学の授業、日本語学習及び日本での留学生活のことについて、いつも充分なサポートをいただいています。昭和女子大学の魅力の一つとして、先生と学生の距離が近いことだと思います。授業、プロジェクト、もしくはその他の研究について問題があれば、随時メールで先生に質問するか、またはアポを取り、先生と対面で相談する事が可能です。また、日本の生活に関して困っている時があれば、いつも国際交流センターの方に相談すれば、アドバイスやサポートをもらうことができます。

その他、留学生に向けの日本語学習サポートも充実しています。例えば、国際交流センターが主催する日本語チューター、会話パートナー、ピアサポートなどの制度が利用できます。私は3年生の時に日本語チューターの制度を利用し、週一でチューターと一緒に面接の練習を行ったり、履歴書の日本語チェックや添削、もしくは就活のことについて話し合ってアドバイスをいただくことなどをしました。自分のニーズに合わせて、それらの制度を活用することはおすすめです。また、このような活動に参加することによって、新たな出会いが生まれ、日本での留学生活を充実させることもできます。

昭和女子大学に留学して良かったことはなんですか?自分の中で留学前と変わったことはありますか?

この大学に入学してよかったことは、この4年間で様々な活動に挑戦し、参加することによって視野が広がったことと、積極的に新たな物事に取り組む姿勢を身につけられたことだと思います。

浅田ゼミ ピュラトスジャパンの企業見学

これから昭和女子大学に留学を考えている学生にメッセージをお願いします!

留学先を選ぶ時に、大学の方針、雰囲気が自分に合ってるかどうかを確認することが大事です。また、その選択をする時に、何を一番重視しているのか、優先順位をリスト化し、よく考えてから決めた方が悔いのない留学生活を送ることができます。留学前の事前準備はとても大変だと思いますが、落ち込まずに事前準備から留学中のすべての過程を楽しんでください!皆さんが良い留学生活を送れるように祈っています!