2013/10/23

日本文化プログラム(歴史文化学科 出澤さん)


出澤 梓さん
人間文化学部 歴史文化学科

今回の留学体験談は、1年生の春休みを利用して昭和ボストンの海外研修プログラムい参加した、人間文化学部 歴史文化学科の出澤さんです!

出澤さんは昭和ボストンで新たに開設された日本文化プログラムに参加し、2週間という短い時間ながらも英語学習と、アメリカと日本の比較文化について学びました。
もともと語学学習だけでなく、外から日本を学ぶことでグローバル人材に必要な「日本人としてのアイデンティティの確立」を目指すこのプログラムは、留学初心者におススメのプログラムです!


英語と比較文化を学ぶために

もともと留学に対して憧れがありました。
特にボストンという歴史的な街に行った際にはフィールドワークをたくさんしたいと思っていたので、このプログラムに魅力を感じました。
新しくできたばかりのプログラムだと聞きましたが、比較文化にも興味があったため、自分にぴったりなプログラムだと思い参加を決めました。グローバル人材育成委推進事業の一環で、昭和ボストンへでの海外研修に奨学金が付与されたということも、一歩踏み出すきっかけになりました。

授業とフィールドワークでなんでも吸収

日本文化プログラムは、午前は昭和ボストンで英語中心の授業があり、午後は校外でフィールドワークというスケジュールで行われました。
授業はほとんど英語で行われるため、最初はついていくだけで精一杯でした。授業といってもただ単に先生の講義を聞くだけではなく、自分の意見を伝える機会もとても多かったです。授業中にわからなかった単語をノートの端にメモして授業後に調べ、課題をやって…と、授業外の自主学習の時間を多くとらなければならないのが大変でした。友人に相談したりお互いにアドバイスしあったりして夜遅くまで課題をやることもありました。それでも、今振り返ると集中して英語で勉強ができ、有意義な時間だったと思います。
午後のフィールドワークでは美術館や教会や現地の大学など、さまざまな場所を訪れました。それぞれの場所で先生や現地の専門家が説明をしてくださるのでとても充実した時間を過ごすことができました。

寮生活とオフの時間

寮の生活は快適でした。食事はすべて用意していただけるし、お味噌汁やご飯や緑茶もあるので日本食が恋しくなることはあまりありませんでした。私は特にチョコレートミルクがお気に入りで、寮室まで持っていってよく飲んでました!
寮内は同じ昭和からの学生ばかりでしたが、常に学ぶことがたくさんあるので「○○って英語でなんて言うんだろう?」など少しでも疑問に思ったことを忘れないようにメモ帳を携帯していました。また、授業間のブレイクの時間やレディーファーストの文化は最初は慣れなくてなんとなく不思議な感じがしましたが、これも文化の違いを肌で感じられる貴重な体験だと思いました。
ボストンに行くまでは治安のことなどで心配ばかりしていましたが、実際に現地に着いてからは休日に買い物や美術館に行ったり、現地での生活を楽しむことができました。二週間という限られた時間でしたが、日本にいるときよりも何事も積極的に活動できていたような気がします。何事もやってみなければ分からないのだと実感しました。

これからプログラム参加を考えている人へのメッセージ☆

日本文化プログラムは、日本にも外国にも興味がある方に最適だと思います。
ボストンでは日本にいては経験できない様々な魅力がたくさんあります。フィールドワークが好きな方、外から見た日本を知りたい方、とにかくボストンに行ってみたい方、いろいろなお話を聞いてみたい方に是非参加していただきたいプログラムです。
私は1年生のころに参加しましたが、1年生だからと言って遠慮する必要はありませんし、むしろ大学生活の早いうちに貴重な経験ができてよかったと思います。歴文ではあまり留学に行く人が多くないのですが、本当にもったいないと思います!
たくさんのプログラムがあり、それぞれ目的や留学先が異なりますが、私のおすすめはやっぱり日本文化プログラムですね!