留学生へのメッセージ

留学生のみなさま

昭和女子大学では、2021年度前期現在、85名の留学生が学んでおり、CIE(国際交流センター)が中心となって留学生の支援にあたっています。本学は伝統的に少人数教育を重視していますので、授業担当教員は個々の学生の理解度や参加度を意識して授業を進めます。また、クラスアドバイザー制度を取り入れ、一人ひとりの学生の学業成果を見守り、助言を与えながら、卒業まで一貫した指導を行うことを重視しています。CIEでも、所属学科の教員と連携をとりながら、個々の留学生と顔の見える関係を築き、学業・留学生活を支援できるよう務めています。近年、英語で日本文化を紹介するサマープログラムや、日本語学習歴の短い海外大学生のための短期日本語集中プログラム等、留学生を迎える新しい試みに積極的に取り組んでいます。
グローバル化が進展している現在、次世代を担う若者に多様な文化、価値観に触れる機会を提供することが高等教育機関において重要な役割になっています。その意味で、日本の大学で留学生が果たす役割は大きいと考えます。本学で学ぶ留学生が、日本語や日本の文化・社会を理解し、専門性を高めると同時に、日本人学生に対してよい刺激を与える存在になってくれることを強く期待しています。
全ての留学生が留学にあたって立てた目標を実現できるよう、教職員一同、留学生の支援に専念して参りたいと思います。

チーフ留学生コーディネーター
人間文化学部日本語日本文学科
西川 寿美 教授